聖剣伝説 LEGEND of MANA リマスター版
ドラゴンキラー編はドラグーンであるラルクとシエラの物語です。
エスカデ編ほど人間関係がややこしくなく、珠魅編ほど登場人物も多くない。
何が善で何が悪か、とても分かりやすいメインストーリーです。

初めて奈落へ訪れると、ラルクというドラグーンに奈落へ落されます。
ラルクはティアマットというドラゴンのドラグーンらしく、ティアマットへ会いに奈落の最下層へ向かう事になります。

ドラゴンとは思えぬ姿ですが、これがティアマットです。
ティアマット曰く3匹のドラゴンに力を奪われこのような姿になったのだそう。
奪われた力を取り戻すため、ティアマットに代わりラルクと共に地上の3匹のドラゴンを倒してほしいという依頼ですが、主人公は奈落に落とされた時点で半分死んでいるので協力を断る選択肢は有りません。
半霊体のまま目的なく動き回ればやがて無になるそうなので……

こうしてドラゴンキラー編は幕を開けます。
名前の通りドラゴンを殺して回る事になります……が、正確に言えばドラゴンを殺すことが目的ではなく、ドラゴンが守っているマナストーンを奪うことが目的なんですよね。
マナストーンを手に入れる為、ラルクと共にメガロードとジャジャラというドラゴンを殺害します。
その後、白の森へ行き3匹目のドラゴンヴァディスとそのドラグーンシエラと対峙。しかしヴァディスがあっさりマナストーンのありかをラルクに教えるので、ヴァディスとシエラは死ぬことはありません。
そう言えば迷いやすい白の森ではラルクの鼻が大活躍しましたね。
実はラルクとシエラは姉弟なのでした。匂いで分かるんだね。やっぱり犬なのかなぁ……?
3つのマナストーンが集まった途端にもう用済みとばかりにラルクに捨てられる主人公。そしてそのままヴァディス&シエラ戦へ……ラルクは帰りました。NPCなしで戦うので、ランドレベルによっては割と厳しい戦いになります。

騙されて竜殺しに加担させられた主人公は、今度はシエラと手を組みティアマットを止めに行くことに。
奈落にティアマットの居城……焔城が出現。
多分、最難関MAPだと思います……攻略に苦労しました。

ティアマットは自分の為に働いたドラグーンのラルクすら取り込んでしまいます。
このようにティアマットは聖剣伝説LoMのキャラの中で唯一の絶対悪です。

絶対悪なんだけど、ティアマット(ドラゴンの姿)はBGMも含め、めっちゃカッコイイんですよね……
しかしあまりに巨大すぎるためか、描写サイズ的にはコンパクトに折りたたまれている印象。
あと普通に強かったです……奈落を遠くに設置してはいけない。
ティアマットを倒した後、マナストーンとドラゴンたちは復活。
離れ離れになったラルクとシエラはもう二度と再会出来ないかと思いきや……

ちゃんとハッピーエンドを迎えるというアフター描写がされています。
良かったね!!(それに比べてエスカデ編ときたら……)
この世界では割と普通なのかもしれないけど、ドラゴンがしれっと復活する世界観です。
ジャジャラとか「それは生きていると言えるのか?」という身体の状態ですが、あれで生きてるんですね。
登場人物は少ない印象だったけど、ジャジャラのドラグーンが昔各方面を苦しめていた「不死皇帝」だったり、ティアマットとヴァディスは「昔付き合っていた」といった小ネタは満載でした。
トロフィーの為にモンスター図鑑を埋めるなら、ドラゴンキラー編を完結させる前にジャジャラを倒した後の不死皇帝戦をお忘れなく。モンスター図鑑が埋まらないのは大体コイツのせい。
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