聖剣伝説 LEGEND of MANA リマスター版
エスカデ編は妖精と縁が深いので、イメージCGも妖精のイラストです。可愛いですね。
でもこの世界の妖精ときたら全く可愛くありません。気をつけましょうね。
うごめく森の舞台ジャングルは、特定の行動でMAPが変わるギミック付きのMAPです。
オトさんこういうの苦手……道を覚えられない。でも手は勝手に動く、不思議。
一度覚えてしまえばなんてことないんですが、こういうギミック付きのMAPが聖剣伝説LoMには多いです。
だからアルティマニアのMAPがいつまでも手放せないんだよね。

妖精たちは悪魔アーウィンを新たな王として迎え入れる気のようですが……それは人間と戦争をしたいからであって、強いアーウィンにセットで付いてくる人間マチルダの事は妖精たちは良く思っていないようです。

こちらが噂のマチルダ。年齢はなんと26歳!
アーウィンに精霊力を奪われてから歳を取り続けています。
だからエスカデはアーウィンが許せないし、ダナエはマチルダの事を助けたい……

アーウィンもマチルダにやらかした後ろめたさがあるのか、彼女を妖精界に連れて行って人間界のしがらみから解放しようと考えています。けどそれをマチルダは望んでいません。

エスカデは司祭を守る騎士として悪魔を追い払いたいだけ。
何も間違っていないんだけど、守るべき肝心の司祭が悪魔に恋してしまったという……
かわいそうだけど、悪魔の言い分も聞かずに正義を振りかざしているように見えて、エスカデは好きになれないんだよなぁ。
この選択肢ではダナエ側につきます。

アーウィンは気に入らないルールは壊せばいい、逆らうものは力で従えれば良いという思考は悪魔的ですが、すべてマチルダの為にやってます(そう考えるとかなり健気)
一緒に妖精界へ行くというアーウィンの提案も、マチルダは断ります。

マチルダの願いは自分の為に何かしてもらうのではなく、みんなが自分の幸せのために自由に生きてくれることなのでした。
ちなみにここにたどり着く前にエスカデとダナエはひと悶着あり、加勢しなかった方のキャラは以降離脱します。要するに、死にます。

世界を滅ぼすことを決意したアーウィンとルシェイメアの上で戦闘です。
ルシェイメアのアーティファクトは「愛のブローチ」
アーウィン戦のMAPの名前が「哀を背にして」
アーウィンは本当に悪魔なのだろうか……

悪魔アーウィンのデザイン好きすぎる。かっこいいですね。

アーウィンを倒して戻ってくると、マチルダは死んでしまいます。
エスカデ編で生き残るのはダナエかエスカデだけ。
しかもエスカデは最終戦に連れて行かなかっただけで自動的に死んでしまうので全滅エンドもあり得ます。
結局マチルダの幸せを願っていた人がただ一人生き残るという、見事な誰も幸せにならないエンド。

一方、奈落では死んでしまったマチルダが本来の姿でアーウィンと話します。

マチルダは肉体を失っていると言っているのに、アーウィンはマチルダに触れる事すらしません。そして消えてしまいます。
奈落は死にきれない者が留まる世界なので、この世界で消えたという事はアーウィンはもう悔いとかないのかな。
奈落ですら結ばれない二人。本当に誰も幸せにならないエンドです。お見事!

エスカデ編終わりました。
オトさんはPS版時代に分岐でダナエもエスカデも両方プレイ済ですが、エスカデ編は本当に闇が深くて助かります奥が深くて面白いです。
主人公の目線だと一番ダナエに共感するかなと思うけど、登場人物は誰も間違ったことは言ってないんですよね。協調性はみんな無いので。
アーウィンが本当にいい味出してます。
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