World

世界観紹介

用語解説とか。多分あいうえお順。
自分補完用でもある。予告なく足したり消えたりするフレーバーです。

アイオンの鍵(あいおんのかぎ)
 サイト名。アイオンはカインの店の名前。

アルコンの扉(あるこんのとびら)
 現時点では何のことか不明。

アステリア
 首都アスター。ノア大陸の北側地方を統べる大国。現在、聖獣がいない唯一の大国。

亜人(あじん)
 原住民であるノアの民から派生したと思われる種族。ノアの民と違い、聖獣は持たない。人間に近い姿をしているが、耳や尻尾などに獣の名残を残す。容姿は多岐にわたる。耳や鼻が良く、夜目がきくものも多い。身体能力が完全に人間の上位互換といった種族。故に人間からの差別は根強い。

異形(いけい)
 コアと呼ばれる黒い宝石を抱いた自我の無い化け物。一部の種族を除いて、触れた者は異形化し、やがて異形となる。異形には一切の銃火器が効かず、原始的武器(剣等)による直接攻撃しか受け付けない。コア以外へのダメージは即再生される。異形は基本「発生した場所からほぼ動かない」が、あらゆるものを侵食し、異形範囲を拡大するという特徴を持っているので、討伐部隊等によって速やかに鎮圧する必要がある。異形処理後のコアは魔力を帯びるため魔石として加工できる。

異形化(いけいか)
 異形に触れた者の状態。異形化する際、肉体が内側からはじけるように変化して行くため、感染者は生きながらに体を裂かれる激痛に苛まれることになる。進行スピードは若いほど速い。治療法の無い病のようなもので、多くのものは意識がある内に身内の手で『処理』される。完全に進行するとコアを形成し、異形となる。

イソラ(異空)
 異なる空をもつ世界から来た者達の勢力。異世界からの侵略者。人間のような美しい容姿と虹色の髪、赤い瞳と光輪が特徴。イソラごとに司るものが決まっており、その存在と役割はある種の神のような振る舞いに見える。また、彼らは複数体でありながら全て一個体でもある。

王国聖騎士団(おうこくせいきしだん)
 略称は聖騎士団。大国アステリアの抱える騎士団勢力。血統を重んじる保守主義で、名家の魔術師も多く所属している。教会勢力とは対立している。

穢れ(けがれ)
 ヒトの法律の内の罪を犯すこと、生き物を殺すこと、鳥や魚や動物の肉を口にすること、異性同性問わず性交することが穢れにあたる。巫女に生まれついたなら、これらを避けなければならない。巫女に限らず、最大の穢れとされているのは「神の血肉を口にする事」である。穢れを持ちすぎると異形化する……という噂がある。

異世界からの侵略者(しんりゃくしゃ)
 異世界から来た者の内、主にイソラ達を指す。八柱神はイソラ達の事を偽りの神と呼ぶ。

インフィニティ
 日の管理者である巫女の国。神話時代からある唯一の湖上国。通貨が存在せず、国民はほとんど自我を持たずに神を殺した贖罪の為に祈りを捧げて生きる。他国にとっても神聖な国であり、インフィニティの持つ船以外でこの国に出入りする方法は無い。

インフィニティの巫女(いんふぃにてぃのみこ)
 日の管理者。通称日の巫女。巫女には共通した外見的特徴は無いが、誰もが「見ればそうと分かる」気を持って生まれる。世界各地から集められインフィニティに送られた巫女は、日の巫女の座につき日を管理する義務を負う。日は巫女の命によって造られ、巫女の寿命が尽きた時、次の巫女が日の管理者になる。巫女たちは全員従者によって生活のすべてを世話され、穢れとは完全に隔離された生活を送る。必ずしも女性である必要はない。

海(うみ)
 所謂青い海はこの世界には無い。太陽が落ちて赤く染まった海は原初の海、つまり硫酸の海である。ノア大陸の人々はこの海によって孤立させられ、パンドラ大陸に逃れるすべもない。海のそばは止むことなく酸の雨が降り、翼を持つものですら海を渡りきる事は不可能である。

教会(きょうかい)
 各国に拠点を置く、古の神を信仰する宗教勢力。他勢力と比べると一番歴史と資金力がある。王国騎士団とは対立しているが、教会所属の聖騎士団も存在する。騎士の他、魔術師なども多く所属する。

降臨者(こうりんしゃ)
 異世界から来た者の内、「人間」だけを指す言葉。異世界から人が来ること自体はそれほど珍しい事ではない。

シャドウ(影人)
 日が落ちると暗がりから出てくる、人を襲う影。暗闇から湧き出るが、室内に出ることは無く入ってもこれない。ヒトの形をしている。シャドウには一切の銃火器が効かず、原始的武器(剣等)による直接攻撃しか受け付けない。異形より脅威ではないはずだが、大量に集まるとなぜか異形が出る。光に弱く、日が昇ると瞬時に消滅する。

獣人(じゅうじん)
 基本的には亜人と同じルーツを持つが、人間より獣の血が色濃く出た者への差別用語。しかし現在アステリア以外のほとんどの国が獣人差別を撤廃している。ただの亜人よりも優れた身体能力、対異形耐性、体格や体力などあらゆるものが恵まれているのは事実。

守護聖獣(しゅごせいじゅう)
 主な大国の王がそれぞれ契約している聖獣。巨大な魔物の姿をしていることが多い。聖獣と契約した国は繁栄が約束され、魔物とシャドウが極端に減る。契約者が死亡しても、国が存続していれば次の王に契約は引き継がれる。聖獣は異形を嫌う。聖獣が守るのはあくまで国であり、王ではない。

世界の記憶(せかいのきおく)
 詳細情報が一切無いにもかかわらず、ノアの民の間で語り継がれるもの。異形化を止め、世界に溢れた異形を退ける力があるとされるが、どういったものなのかは不明。

ノアの民(のあのたみ)
 ノア大陸の原住民。絶滅危惧種。極めて人間に近い容姿をしているが、生まれた瞬間に聖獣を宿している。完全な獣の姿と半獣とヒトの姿を自在に行き来できる。聖獣にも変化することが出来るが、この力は命と引き換えである。本人のみ自身の聖獣と会って会話することもできるが、聖獣の姿は大人になるにつれて見えなくなっていく。国が契約する守護聖獣とは別個体であるらしい。

ノア大陸(のあたいりく)
 この世界の主要舞台。世界は境界線の無いひとつの大きな大陸だったが、太陽が海に沈んだ際にノア大陸とパンドラ大陸で分断されてしまった。この二つの大陸を行き来するすべは今の所無い。

パンドラ大陸(ぱんどらたいりく)
 海の向こうにあるとされる大陸。ノア大陸とは完全に分断されており、あるのかどうかも定かではない。

帝国軍(ていこくぐん)
 各国に複数の基地を持つ一大勢力。帝国とは言うが、国でも軍隊でもない。それぞれの基地ごとに役割は違うが、八柱神が率いる総合研究施設である。対イソラ用兵器を持つ唯一の勢力。八柱神が管理するだけあって、オーバーテクノロジーの宝庫でもある。

人間(にんげん)
 獣の特徴を持たないヒト。絶滅危惧種。亜人たちの始祖でもある。

八柱神(はっちゅうしん)
 この世界を統治する八人の神。不老不死の元人間であり、ノア大陸にいる純血の人間は彼らの子孫だという説がある。八柱いるとされるが、メンバーは何度か入れ替わっている模様。

日(ひ)
 所謂太陽の事だが、魔力で造られた人工的なもの。インフィニティの巫女により朝の決まった時間に打ち上げられ、やがて落ちる。落ちるまでの時間は、巫女の力が強いほど長い。直視しても目を焼かない。

魔王(まおう)
 魔物を統べる理性あるものを魔王と呼ぶ。魔王は複数人いる。種族は問わない。

魔物(モンスター)
 凶暴化した獣の一種。この世界の人々とは程よい距離を保った共生関係にある。亜人とよく似た特徴を持っていることもあるが、一般的に意思の疎通は出来ないとされる。しかし長命な種族や知性ある魔物とは意思の疎通も可能である。

魔力(まりょく)
 この世界に存在する主要元素のひとつ。空気と同じで、目に見えず、密度や濃度が場所によって変わり、素質のある者は集めたり操ったりすることができる。種族や才能によっては魔力も目で見ることができる。魔力自体に属性は無く、魔力を操る能力が魔法の才能である。

ラビリンス
 どの国にも属さない天空にある空中浮遊都市。迷宮のように入り組んだつくりをしており、要塞としても機能する。主な世界の重役会議はここで行われることが多い。ノアの民族長の他、ドール達の母である主電脳マザードールもここに住んでいる。

裏界(りかい)
 世界から切り離された、とあるイソラの精神世界。物理的な手段で裏界に行くことはできない。裏界での出来事や物を世界に持ち込むことは出来ない。

天使(てんし)
 八柱神に作られた人工の高位精神体。生まれながらに役割は決まっており、完全なる階級社会。まれに離反するものも出るが、それも含めて予定調和である。

悪魔(あくま)
 八柱神に作られた人工の高位精神体のうち、八柱神の元から去ったもの。もしくは地帝アダムによって生み出された高位精神体。天使と違い、自由社会で実力主義である。